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BLOGお盆の風景
お盆はお正月と並んで毎年変わらない年中行事です。最近は特に、毎年とできるだけ変わらないことを念頭に過ごします。若い頃は同じ事はつまらないと変化を好みますが、年を経るにしたがって、年中行事は変化のない安心感を味わいます。孫たちは毎年大きくなり、私たち夫婦は毎年小さくなります。無理やり変化をつけなくても、まわりは確実に変わっているのは間違いないのですから。

極楽浄土を思わせる湖北町延勝寺の湖岸の蓮の群生地。毎年花を咲かすエリアが広がっているようです。

竹生島が遠景に見えて、湖岸に沿って北の方に広がってきているようです。

もっと朝早く来れば開花の数も多いのかと思いますが、いつもウォーキングのついでに撮影しているので、午前9時過ぎくらいになります。

毎年8月13日の夕方6時から、父と母のお墓に「お精霊さん(おしょらいさん)迎え」に行きます。お盆に家に帰ってきてもらう儀式です。前日に掃除をして新しいお花を供えておきます。

地域の人たちは、夕方6時になると家族みんなで、山本山がはっきりと見える墓地に集まってきます。

今年は私たち夫婦と長男(社長)と孫4人でご先祖様をお迎えに行きました。次男家族は4~5日前にお墓参りに来たそうです。

家に戻って、お墓からもって帰った線香の灯りを仏壇に移し、お寺でもらった経木をお供えして、読経をしてみんなで手を合わせます。
実は10日ほど前に叔母(弊社に長く勤めていた)が亡くなり、家族葬のため葬儀に行けなかったので、在職時代の写真をプリントして仏壇に飾り思い出を偲びました。


お参りした後は、ご先祖様と一緒にみんなで食事をしました。
女の子の孫たちは4人で女子会、男の孫2人も後方でおとなしく食事をしています。(次男のお嫁さん撮影)

16日の朝、菩提寺に行って経木をお返しします。昔はお供えと一緒に川に流したのですが、最近は環境を考慮してお寺に集めることになりました。


こうして今年のお盆も終わるのですが、結構長いお盆休みをいただいたので、猛暑の中、毎朝自宅大浜モデル近辺を歩いたりしています。

暑さのため勢いを失くしている向日葵、秋に向けてまだ青いけれど実をつけだした柿の木。

そして何より、米騒動を解消すべく広大な田んぼで稲穂を実らせつつある田園風景は、私たち日本人にとっては最も心安らぐ風景だと実感しています。


会長
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