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会長日記

ゴールデンウイーク🎏

「ゴールデンウイーク」というのは戦後まもなく、祝日が続く4月末から5月初めにかけて、観客の多数動員を狙って映画会社の重役がつくった宣伝用語がはじまりだそうです。

TV、ラジオ、インターネット、SNS・・・最近は様々なメディアで各地の情報を溢れるように流してくれるので、昔のように出かけてみないと、混雑状況もお天気もわからないなんていうことはなくなりました。

今年のゴールデンウイークはうまくすると9連休をとれる人もいて、さらに3年にわたる新型コロナの大流行が治まりかけているという事で、今まで自粛していた帰省や行楽に出かけた人も多かったと思います。みんないろんな情報手段で、いつが良いお天気で、何日の何時ごろが交通機関の混雑かの予測がたてやすく、案外大渋滞や大混雑がなかったように感じました。さらに最終日の今日だけが全国的に雨模様ですが、おおむね天候にも恵まれ、連休を楽しまれた方も多かったでしょう。一方、観光地や交通機関のお仕事をされている方は、久しぶりの活況で喜ばれている反面、人手不足が重なりご苦労されたと推測します。何はともあれ、以前のような日常が戻ってきたことはうれしいことです。

余呉湖畔の川並地区の鯉のぼり

良い天気に誘われて、余呉湖一周7キロのジョギングをしてきました。出かけるところも分散化しているのか予想していたほどには他府県ナンバーの車も多くなく、ハイキングや賤ケ岳登山の方がおられるくらいです。

野生の藤の花があちこちにみられます
黄色い小さな花

湖畔の一角には「サワオグルマ」の群生地があります。キク科の多年生で日本の特産種で、今の時期に黄色い花を咲かせます。地元の方が保護お世話をされているそうです。

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翌日は、道路渋滞も緩和されているとの情報で、高速道路で大津まで走りました。浜大津の公共駐車場に車を止めます。1日通しての料金は750円ですが、京阪電車を京都の地下鉄経由で利用すると500円に割引されます。これを「パークアンドライド」といいます。最寄りの駅まで車で行って駐車して、鉄道やバスなどの公共交通機関を利用して、都心部などの目的地に向かうことを言います。観光地や都市部の交通渋滞の緩和や排気ガス削減の環境にやさしいシステムです。

京津線の小さな京阪電車

地下鉄東西線に乗り入れて、蹴上の浄水場のツツジの一般公開は今年も中止なので、次の東山駅で降ります。琵琶湖疎水から来ている白川沿いを散策しますが、嘘みたいに人が少ない。

午前10時頃なのに人がいない

私の家の宗派は浄土宗です。総本山は「知恩院」で毎年お参りに行くことにしています。来年、令和6年が法然上人が善導大師の著作に導かれ、万人救済の道を阿弥陀仏の本願念仏の上に見いだされ、新たに浄土宗を開かれてより850年を迎えることになるそうです。

国宝の三門から石段を臨む
国宝御影堂は3年前に大修理完了
本堂ではありがたい法話を少し拝聴する

次に賑やかな岡崎公園の方に向かいます。さすがに観光客が徐々に増えてきました。

しかし、参道にいつもと違う賑わいが・・・

屋台がいっぱい並んでいます
鯉のぼりもいっぱい
京都餃子大作戦とキッズ万博の看板
地元アイドルのパフォーマンス
その裏側の平安神宮は外国人観光客が大多数

近接する京都市勧業館「みやこめっせ」では、恒例の古本まつりが開催中なので、2時間ほど掘り出し物を物色する。

コロナ明けでまだ人出が少ない

足は相当疲れてきましたが、京阪三条まで歩こうと東大路通を下っていると、仁王門過ぎたあたりで小さな稲荷神社を見つける。「満足稲荷」という名前にひかれて境内に入る。

秀吉公ゆかりで、見かけによらず(失礼)有名そうです
立派なご神木があります
左側の黒い石

岩神さんという黒い石があって、この石をさすって、頭をなでると頭がよくなり、痛いところをさすると治ると言い伝えられているそうで、さっそくに試してみました。

その後、河原町、新京極の繁華街の雑踏を少しだけ体験して京阪三条から浜大津まで戻りました。電車も空いていて少し拍子抜けでした。

帰りは、琵琶湖岸あちこちがキャンプ客でにぎわう湖周道路を、大津から長浜の自宅大浜まで、たいした渋滞もなく、夕食をはさんでも3時間ほどで帰宅することができました。

この日一日、スマホの万歩計は17000歩でした。

社長