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会長日記

八木浜散策(2)八木庄って何❓

10月も下旬となり、本格的な秋に入り、私のウォーキングコースである八木浜集落の散策第2弾の紹介。

八木浜神社の鳥居の向かい側に、お寺の境内にあるような大きな香炉があります。そこには平成3年に付けられた銘板があるのですが、「八木庄」の表題があります。

「昔、北国より浜辺についた一人の落武者が傷を負って八木浜西照寺を訪ねて一夜の宿をたのみました。それが縁となって、その落武者は八木浜の里に住むようになり、その子房信(1683年生まれ)が八木庄の初代になった人です。・・・」とあります。

この房信という人は、京都の鋳物師、三宅芳庵に師事し、鋳物技術を八木浜村に持ち帰り、花瓶、香炉などの仏具を製造したのが最初で、優れた造形力や繊細な鋳造技術で知られ、以来4代にわたって「角田庄兵衛」を名乗り数々の傑作を作り続けた家系だそうです。「八木浜村の庄兵衛」を略して「八木庄」と呼び、古美術コレクターの間では垂涎の的になっているとか・・・

ヤフオクにも「八木庄」で検索すると出ていたりします。

その向かいの八木浜神社はお正月の「十日ゑびす」で有名ですが、「商売の神さん」なので私も通るたびにお参りをします。

立派な神馬の像が地元の人で奉納されています。

そこから町内のメインストリート?を琵琶湖の方に歩いて行って、小さな路地を入ったところに一本の石柱がありました。

「望湖学校開校の地」、裏には昭和48年創立100周年記念とあります。昭和48年は1973年ですから、1873年つまり明治6年に開校された学校なのでしょうか。先日創立150周年を迎えたとニュースになっていた滋賀県で最古の小学校と言われているのが、1971年(明治4年)開校の現在の長浜小学校(滋賀県第一小学校~開知学校)ですから、ほぼ同時期にここに学校ができたわけです。帰ってからネットで調べてもヒットしませんでした。それにしても「望湖学校」という名前はなかなか粋ではないですか。

その”望湖”の景色が八木浜港です。今でも数隻の漁船とみられる船が停まっています。竹生島が姿よく望めます。

3週間前に散策(1)で紹介したヨシ葺屋根の葺き替えがだいぶんと進んでいました。

おまけ・・・

この季節、運動会も各地で規模を縮小したり、午前中だけとか、工夫しながら開催されているようです。

先週、孫のsaeとkihoの通う小学校でも晴天の下、何とか開催できました。よかったです・・・

社長