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会長日記

働き方改革

新型コロナウイルスの世界的流行のために、今、みんなの働き方が大きく変わっています。

2019年に厚生労働省が発表した定義によれば、「働き方改革」とは、働く人びとが、個々の事情に応じた、多様で柔軟な働き方を「自分で選択」できるようにするための改革、とされています。少子高齢化が進み、労働人口が減少する中で、長時間労働を解消し、労働者の格差を是正し、高齢者の就労を促進促すことを考えた方策ですが、本格的に推進する今年になって、このとんでもないウイルスが出現しました。

机上の改革案を実際に進めるより先に、否応なく在宅勤務、テレワーク、リモートワークの拡大を現実にやっていく必要が出てきてしまいました。

私の娘の夫は、コンピュータのソフトウェア開発会社に勤務していますが、ここ最近は在宅勤務をしているそうで、家でパソコンに向かう日々らしいです。家と言っても2LDKのアパートで7歳の娘と3歳の息子が、学校へも幼稚園にも行けずそばにいます。一室を仕事部屋にして作業をしているようですが、集中して仕事ができているのか心配になります。

これからの仕事の仕方、働き方を考えた時、「家」というもののあり方、具体的には間取り、設備等の変化に伴う設計、予算、全てに従来とは違う要素が影響してくると思われます。「家」は家族が生活し、時間を過ごし、くつろぎを得るだけでなく、人によっては働くことの意味合いも考慮に入れることが必要になるかもしれません。共用スペースの仕切りやインターネットの環境整備も当然でしょう。子供部屋の独立性だけでなく、ご主人や奥様のワークスペースも付け足し的でなく、きちんと計画に織り込むようになるでしょう。

働き方改革と共に「家」の考え方改革も様々な方向へ進むことと思います。

大浜モデルのワークスペースは、幅40センチ少々、長さ160センチの長細いデスクと移動可能な小机にのせたノートパソコンです。

社長