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家づくりノウハウ

素朴な仕上り

「月ヶ瀬町の家」

外装、杉板(ウッドロングエコ仕上げ)の全面張り施工が進んでおります。

渋い色合いでも素朴で風合いを愉しめる外観に仕上がりそうです☆

板材は厚み15㎜幅150㎜の杉板赤身の乾燥材を使用。

赤身材は腐食しにくく長持ち材料

これにウッドロングエコを塗布し更に耐久性を高めています。

西面の窓にはAPW430(トリプル)を西陽対策として採用。

外壁材って何の材料が長持ちするのか?と皆さん悩まれます。

もちろん!No.1はタイルかもしれないのですが、

初期コストが高くつきます。そんなタイルでも剥がれることもあります。

近年の家づくりでは、リーズナブルな窯業系サイディングが一番多く

採用されていますが、

懸念としてサイディング目地のコーキングの劣化や

10~15年の再塗装を怠ると、サイディング材料自体が水を吸い上げ

傷んでしまいます・・・更には5年10年後に万が一、

部分補修が必要になった時に同じデザインのものが廃盤になっているケースがほとんど・・・

というわけで、国友トータルサービスでは外装メンテナンスは必ずある

ものとしてお勧めしているのが↓↓

部分的な補修も簡単におこなえる杉板・焼き杉板などの木材。半永久的に供給可能

(結構長持ち、ご近所が実証!? お隣の古いオウチは築何十年?

     色が褪せても、20~30年ほったらかしでも結構持ちます)

錆びない鋼板として定着してきた、ガルバリウム鋼板。

(塗装を怠って色褪せしても素地はほとんど錆びません)

素朴な風合いがいい味わい、左官壁仕上げ

(初期コストはそれなりにかかりますが、耐久性のいい仕上げ)

サイディングを使用する場合は、無塗装の板へ塗装仕上げ。必ず再塗装する。もしくは、コーキング目地を出来る限り省くタテ張り仕上げとし必ず再塗。

(とはいっても、デザイン廃盤があるので出来る限り無塗装の板へ塗装のものがお勧めです)

とは言いつつも、自然素材で仕上げた外観にはやはり安らぎを感じます(*´ω`*)

綺麗なシルバーの屋根はガルバリウム鋼板で仕上げ

天気のイイ日には伊吹山も望むことが出来ます☆

借景も考えながら間取りや、窓の位置、高さを設定します。

反対に、向こうの通りからは

落ち着きある綺麗な屋根の外観が望めます(^^ゞ

その屋根には薪ストーブの煙突が貫通することになる

フラッシングも施工完了

「月ヶ瀬町の家」は火のある暮らし

そして、縮小した既存の庭を愉しむ暮らし。

外装が仕上がれば一旦仮置きされた庭石を戻し、

新たに植樹もおこないます。

リビングの大開口窓から取込む庭へは

ウッドデッキも予定しています☆

仮設の階段の向こうの土間スペースには薪ストーブ☆

内装は断熱施工が完了し、冬でもあったかい現場になりました☆

外装造作の合い間をみながら大工さんは内装造作を進めてまいります。