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BLOGクリスマスツリーとノーベル賞🎄
いよいよ年末となり、街中ではジングルベルが流れ、イルミネーションがキラキラして、嫌でも慌ただしくなってきました。近くのスーパーでもレジ係のお姉さんたちがサンタの帽子をかぶったりして年末商戦を盛り上げています。
私は普段よりは忘年会と称する飲み会が増える以外は、特に変わりない毎日を送っているのですが、先日自宅近くのいつものウォーキングコースである「奥びわスポーツの森」で不思議な風景に出会いました。
常緑の針葉樹に黄色い花か実みたいなものがついているのです。何だろうと思って近づいてみると、イトヒバ?とみられる木に、花でも実でもなくモミジの葉っぱが見事にデコレーションされているのです。

まるでモミの木に星型の飾りをいっぱい付けたクリスマスツリーのようです。前の晩はとても風が強くて、終わりかけの紅葉もみんな散ってしまって、今年の秋もおしまいだろうなと思っていたのですが、その強風で飛ばされた葉っぱがうまい具合に枝に絡みついたようです。人の手で付けようと思ったってこんなにうまくはいきません。

これは自然がつくった驚きの芸術作品だと思いました。・・・もし、誰かが付けたのなら教えてください。

その周辺の見事に敷き詰められた落ち葉の絨毯の上を歩いて、最後の紅葉を堪能しました。


話は変わって・・・
12月6日、母校である滋賀県立長浜北高校の開校10周年記念式典に行ってきました。

実は、正確に言うと私が卒業した高校は、閉校してもうありません。
平成28年(2016年)滋賀県の高等学校再編計画により、明治44年(1911年)設立の長浜高等女学校を起源とする長浜北高校と昭和51年(1976年)設立の長浜高校が統合され、新「長浜北高校」という新しい学校が開校されたのです。
校章も校歌も校舎も新しくなり、名前だけが「長浜北高校」を引き継いだので、統合前には両校卒業生には感情的にもいろいろな問題もありましたが、あれからもう10年です。
創立100年を超える歴史の中で、両校合わせると3万人以上の卒業生を数え、新校第一期生の卒業に合わせて同窓会も一緒になって7年になります。私は当時旧長浜北高校の同窓会長だったので、新校の初代同窓会長もつとめさせてもらいました。

新しい校歌は地元出身の~Lefa~(リーファ)という二人組のシンガーソングライターに作曲してもらい、私たち古い同窓生は歌えませんが、当日も歌唱指導をしてもらいました。
記念講演は映画監督の上田慎一郎さんでした。「カメラを止めるな!」という映画でいろんな賞を取って、インディーズ映画としては異例のヒットを記録しました。平成15年(2003年)旧長浜高校の卒業生で中学時代から映画を撮り始め、高校卒業までに約50本の作品を制作したそうです。

今YouTubeなどSNSで毎日配信しているスマホサイズ縦型の映像作品「恋する地球人」は、自らの高校時代を思い起こさせるような内容で、私も観ていますが、とても面白いです。

全国で活躍している同窓生は数多くいらっしゃいますが、もっとも有名なのは何と言っても今年ノーベル生理学・医学賞を受賞された坂口志文先生です。私より6年先輩で、式典のときにはちょうどスウェーデンでの授賞式に出席されており、母校へメッセージをいただきました。

私たち同窓生にとっては、今年一番のうれしいニュースでした。

国友トータルサービスの裏庭には、クリスマスツリーとは言えないですが、ささやかながらイルミネーションが光っています。
会長
