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会長日記

秋の訪れpart2…冬の予感🏔

11月19日に伊吹山に初冠雪がありました。昨年より12日早く、例年より1日早いそうです。朝出勤するときに正面に白くなった伊吹山を見ると、もうすぐ冬かなと実感します。

川道の工業団地辺りからだと、周辺の山々にも雪が降ったことがわかります。

冬が近づいてきているのですが、もう少し11月も残っているので、前回に引き続き秋の訪れの風景を紹介してみましょう。

長浜ロータリークラブは来年創立75周年を迎えます。それを記念して豊公園にもみじの植樹を行います。豊公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれている桜の名所ですが、春の華やかさに比べて秋の色合いが少し寂しいので、秋にも市民や観光客に楽しんでもらえる場所にしようという企画です。

今も少し赤黄に色づく木が植栽されていますが、この「雁木広場」の東側の小高いところに整地工事・植樹をします。来年の秋には、長浜豊公園の新しい名物エリアになることを願っています。

頻繁に登場する私のウォーキングコースである「奥びわスポーツの森」は、毎日のように訪れても日々違った景色を見せてくれます。

下のフランス印象派の絵画のような風景のこの木は「ラクウショウ」というらしく、有名な「メタセコイア」とそっくりです。北アメリカ原産の落葉針葉樹で、葉っぱがひらひらと羽のように落ちることから「落羽松」と漢字では書きます。大きな実をつけるところがメタセコイアと区別をするポイントのひとつです。

わきの水路には小さな水鳥が泳いでいますが、これはくちばしの先の黄色い「カルガモ」で特に冬に来ているのではなく、通年琵琶湖にはいるとのこと。

ここから3キロほど北へ行った今西地区には「湖北野鳥センター」があります。ここの展望室からは、この季節琵琶湖に来ているいろいろな水鳥を観察することができます。

竹生島ももちろんよく見えます。

しかしこの時期の一番の主役は、琵琶湖とは反対側の山本山にいます。

遠くオホーツクを越えて29シーズン連続でこの地に飛来している「山本山のおばあちゃん」と呼ばれている「オオワシ」です。体長1メートル、翼を広げると2.5メートルもある大きな鳥です。

センター施設の中から山本山の方向に、据え付けられた望遠鏡で、木の枝に止まっているところを見ることができます。

モニターにもライブ映像が映し出されています。

この施設の中にはいろいろな生物の展示がしてあるのですが、びっくりしたのは大きなツキノワグマのはく製でした。

体長1.6メートルのオスの成獣で県内でも最大級だそうです。西浅井にいたらしく、15年前にこのセンターにやってきました。胸にはライフル銃で撃たれた大きな跡が残っていて、決死の覚悟でハンターがクマに立ち向かったことがうかがえます。今、クマのニュースが全国的な話題なので、生々しく見入ってしまいました。

帰りに周辺をウォーキングしていたら、コスモス畑がありました。

最後はきれいな花の風景で締めます。

もうしばらく雪よ降らないで・・・(願)

会長