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会長日記

台湾紀行①

先週、2010年以来、14年振り3度目の台湾へ行ってきました。

今、私が会長職にある長浜ロータリークラブは、30年以上前から台湾の「台北市東門ロータリークラブ」と友好姉妹クラブとなっており、だいたい5年ごとに行ったり来たりの交流をしてきました。ここ数年は、コロナ感染症が世界的に流行したため今回久しぶりの訪問となりました。

到着した当日の夜、歓迎の例会と懇親会を開催していただきました。私の挨拶のプログラムも組まれているため、事前にGoogle翻訳で中国語の練習も少ししましたが、どれくらい通じたのかは秘密です。台湾では中華民国が成立した1912年を紀元(元年)とするので、今年は113年ということになります。中国語ではロータリークラブは「扶輪社」といい、会長のことは「社長」と言います。

宿泊ホテルの隣のレストランで会食をしましたが、次々に豪華な料理が出てきて、さらにウイスキーのストレートで乾杯と返杯を繰り返すのでみんなへべれけ状態になります。

あちらの会員の御夫人も交えて、大カラオケ大会が深夜まで続きました。

翌日は半ば二日酔いの状態で、以前の訪問では行けなかった場所や台湾島北端の観光地を訪ねました。

まず最初に、中華民国の初代総統・蒋介石の功績を讃えて建設された「中正記念堂」

次に定番のパワースポット「龍山寺」ではお参りをして、おみくじを引きました。

「上上」と言うのは、大吉の次に良いくじだそうで、婚姻、建築、尋ね人、病気、失せ物などすべて「吉」のようです。台湾ではおみくじは持って帰ります。

引き続き、首都台北を離れて北の方にバスで向かいました。1時間ほどで「十分」というところに到着、韓国・日本をはじめアジア系の観光客でいっぱいです。

台湾の小さなナイアガラの滝と言われる「十分瀑布」、日本のきれいな渓谷を見慣れている目には、それほどの驚きはありません。

そこからすぐのところのローカル鉄道の沿線沿いの山々には、風船の大きいのがいくつも、ひっかかっているのが見えます。空を見上げると小さな気球みたいなものが飛んでいる。

ランタン(天燈)に願いを書いて飛ばす「吉祥天燈」、という昔からの台湾の旧正月の行事を観光客用に1年中やっているそうだ。

火をつけて手を離すとどんどん舞い上がっていくが、来る人来る人があんなにいっぱい飛ばして、後始末はどうするんだろうか?とか、山火事は大丈夫なのかとか大いに気になった。

次に向かったのは、19世紀末に金鉱採掘で栄え、閉山とともに衰退した街「九份」、100年を経て、台湾映画「悲情城市」やジブリアニメ「千と千尋の神隠し」の舞台となって、今では台湾を代表する観光地になっている。

狭い石段の両側に飲食や土産物の店がぎっしり立ち並び、若い人たちの集団が多い。有名な老舗茶屋「阿妹茶楼」は入るのに行列、山坂の下を臨むと台湾北端の海がよく見える。

ここで日暮れ時に夕食を食べる予定だったが、我々おじさんたちは坂道石段で相当なダメージを負ったので、台北市内に早々に戻り、本日の残るメインイベントのひとつである「士林夜市」に早めに出かけることに急遽予定を変更。雇っている観光ガイドは、食事予定のレストランからリベートが入らなくなったので少々困ったようだったが・・・

集中力続かないので、この続きはもうしばらく後でアップいたします。

会長