昨日は台風7号が近畿地方を直撃ということで、朝方から風雨が強まり、湖周道路にも街路樹の葉っぱや小枝が吹き飛んでいました。今日はお盆の間一時帰宅されていたご先祖様が黄泉の国にお帰りになるということで、仏壇に御供えしていた経木塔婆を菩提寺に持って行きました。

近年、蓮の群生地となってきた延勝寺の船着き場へ寄ってみると、台風で花が飛ばされてしまったのか、季節がもう過ぎてしまったのか極楽浄土の風景とはいきませんでした。

８月１３日午後６時ちょうどに墓地にご先祖様をお迎えに行きます。これをお精霊迎え（おしょらいさんむかえ）といいます。

長い線香の束にかがり火から火をつけ、当家のお墓と親類知人のお墓に一本づつ立てて回ります。

その後、夕日に照らされた緑の稲穂がまぶしい道を歩いてお寺にお参りし、経木をいただきます。残った線香の灯りと卒塔婆をもって、仏壇のある旧宅へ戻ります。もちろんご先祖様と一緒の車に同乗します。

３泊ご宿泊の予定で、いつもは翌日にはご住職の棚経があるのですが、コロナ禍のため今年も私の簡単な読経で我慢していただきます。

１３日の夜は、家族一同１４人が集まり、ご先祖様ご帰還パーティを開催しますが、昨秋大浜モデルに引っ越したりしたので、規模は縮小傾向です。

１４日はのんびりしていただいて、１５日のお盆本日にはどこかに出かける予定（そんなものあるわけないけど）は台風直撃のため仏壇の中で静かに過ごしていただきました。

そしてお帰りの今日、仏壇の経木をおさげして、菩提寺に持って行きました。

ご先祖様には、このお盆休み、満足していただけたかわかりませんが、また来年のお越しを家族一同お待ち申し上げております。・・・　合掌　・・・

社長